8月28日（土）、29日（日）の2日に渡り、〜美波町クラウド人材育成プログラム〜が行われました。

主催の株式会社鈴木商店はクラウド関連のシステム開発を手がける会社であり、2013年に美波町にサテライトオフィス（以下SO）「美雲屋」を開設。美雲屋は豊かな自然の中で、釣りやサーフィンを始め、趣味を楽しみながら多様な働き方ができる拠点として、鈴木商店のシンボルとなっています。

SO開設9年目を迎え、将来を担う学生や若者にクラウドやシステム開発などに触れるきっかけ作りが出来ればという思いのもと、本イベントは企画され、美波町の住民・SO企業・阿南工業高等専門学校の学生らがオンライン、オフラインで参加しました。

イベント1日目は、美波町のSO紹介や美雲屋の活動紹介に加え、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社の塩飽（しわく）さんより、クラウドに関する資格「AWS※認定クラウドプラクティショナー」の取得に向けた講義が行われました。（※Amazon Web Services、以下AWS）

2日目は、塩飽さんより指導頂きながら、AWSを利用しWordpress(無料サイト作成ツール)でサイトを作成することで、クラウドサーバーの特徴を学びました。また、株式会社鈴木商店の社員の方から、2日間学んできたAWSがどのような活用をされているのかの実例をご紹介頂きました。

オンラインとオフラインでの両方の参加がありましたが、イベント中チャットでの質問なども活発に行われ、終了後には「座学で学んだことが実践のハンズオンによって理解が深まり、今後の勉強のモチベーションが上がった」などのコメントが参加者から寄せられました。

新型コロナウイルスの影響で活動が制限される中ではありましたが、現地会場ではしっかり感染対策をとり、オンラインでも多くの方に参加頂け、クラウドやITの仕事に触れるきっかけづくりが出来たイベントになりました。町内にやって来たSOの技術に触れ、町内一人ひとりの可能性が広がっていくような交流の場をこれからも創出していきます。