2023.09.20
8月3日(木)美波町にサテライトオフィスを構える、独立行政法人都市再生機構(以下UR都市機構)の大崎氏が町内の小学生4~6年生を対象に、にぎやかそジョブチャレンジ!(就労体験)を実施しました。
会場の様子
UR都市機構は2018年より美波町と連携し、南海トラフ巨大地震への備えとして、津波防災まちづくりの推進を行ってきました。2021年には、サテライトオフィス「うみがめラボ」を設置し、防災だけでなく、地域活性化事業なども住民と一緒になって取り組んでいます。
にぎやかそジョブチャレンジ!の第2回目は、UR都市機構の「まちづくりの仕事」を体験しました。10年後どんな町で有名になっていたら嬉しいか、というテーマで、子どもたちはそれぞれに意見を書き出し、町内のここで実施したいという地図上の場所に旗をさしていく、旗さしワークショップにチャレンジしました。
旗さしワークショップの様子
参加した子どもたちは、自分が出したアイディアの中から、最も自信のある一つ選び、役場職員に対してプレゼンを行いました。子どもたちは大人への発表に緊張しながらも、「どうやったら、案を採用してくれるかな」「この言い方だと分からんかな」と前向きにチャレンジしている様子でした。
プレゼンの様子
「観光客を呼び込む目線だけではなく、美波町に住んでいる住民の暮らしが良くなる目線でもプレゼンしてくれたことが良かった。」と役場職員からフィードバックを貰った子どもたちは、達成感でいっぱいの笑顔を見せてくれました。
楽しく未来の美波町を考えるだけでなく、「仕事」として、相手にどのようにメリットを伝えれば、この事業提案を実施することができるのか、身をもって体験頂けたことと思います。
今後予定している4回のプログラムも、たくさんの子どもたちに参加してもらい、先進的な技術をもったサテライトオフィスの仕事を体験することで、新たな発見や興味を持っていただけたらと思います。