新たに三井共同建設コンサルタント株式会社がサテライトオフィスを開設しました。
三井共同建設コンサルタント株式会社は2020年度より、美波町でのスマートシティ実行計画や道の駅の官民連携事業に関するお仕事に携わられていました。現在は、地域課題である藻場の消失を解決するために美波町および県南水産業の活性化と海洋生態系の保全を目指し、一般社団法人藻藍部（藻藍部）を地元の水産関係者等と立ち上げました。

美波町をはじめ、徳島県南では、海水温上昇に伴い活性があがったアイゴ（アイ、バリ）が、藻類を食い散らかしていることが主な原因となり、磯焼けに悩まされています。三井共同建設コンサルタント株式会社を中心に、「藻場をおこす、未来をつくる」をビジョンとして、地場水産関係者やサテライトオフィス企業と連携しながら、食害魚・未利用魚を獲って加工して販売していきます。廃棄物となっていた食材を再利用して、磯根資源・人材・環境価値・文化を育む体制を構築していく予定です。
磯焼けは徳島県南だけでなく、西日本を中心に全国の藻場が悩まされています。美波町で生まれた「藻藍部（もあいぶ）プロジェクト」が全国の磯焼けに苦しむ地域を救えるよう、後押ししていきます。

〈概要〉

三井共同建設コンサルタント株式会社
開設日 ：令和5年 ６月 １日
事業内容：建設コンサルタント業
URL ： https://www.mccnet.co.jp