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2021.08.02

バーチャルField work@徳島県美波町が開催されました。

コロナ禍で生活が大きく変化し、様々な活動の制限により、大学での授業の他、就職活動においてもアピールできる社会活動を行う機会が少なくなっています。
このような中、大学生を対象に学びを通した社会体験を行ってもらおうと、経営情報学会・社会連携型PBL研究部会によるオンラインでのワークショップが美波町で開催されました。

古くから地元で造船業を営む経営者から時代の流れの中で工業化に伴う生業変化の話を伺ったり、Googleストリートビューや美波町職員が撮影した動画で門前町の様子を見るなど、「地方創生」をテーマに全7回のプログラムをオンラインで実施しました。

参加した学生たちはグループに分かれ、ワークショップでの学びから得た情報や一般的に公表されているオープンデータ、インターネット上で得られる情報をもとに美波町に人を呼び込むコンテンツを作成。最終日には各グループによる成果報告が行われ、美波町に放置船舶をリノベーションしたスペースを貸し出す案や、サテライトオフィスで働く方の趣味を参考にした働き方などの提案がありました。

成果報告に参加した町長をはじめ職員からは、「普段我々が当たり前に享受しているものの魅力や、若者層をターゲットにする学生ならではのアイディアに非常にたくさんの気づきがあった」と感心の声が上がりました。

バーチャルでありながら、徳島駅から日和佐駅までの車窓の風景を映したYouTube動画や門前町の現在の様子を映した動画、また、オンラインによる地元の方との対話などを通じ、リアリティのあるワークショップに参加した学生からは、「終わるのが寂しい」「コロナが落ち着いたら必ず美波町に行きたい」との声が寄せられました。

コロナ禍で活動の制限を受けている学生を対象とした「大学時代に力を入れたこと(通称ガクチカ)」の活動の一環としての開催でしたが、自治体としても、今後、新たな関係人口を生むコンテンツとして評価できるものになっていくのかもしれません。

学生たちが成果報告で作成した資料は、こちらのURLからご覧頂けます。
https://note.com/yharuki/m/m1f4df54b483b

SATELLITE OFFICE COMPANIES 美波町サテライトオフィス

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