8月19日（月）、美波町にサテライトオフィスを構える株式会社まめぞうデザインが、小学生を対象に「にぎやかそジョブチャレンジ！」を実施いたしました。 株式会社まめぞうデザインは2016年にサテライトオフィスとして認定され、WEBデザインや映像制作、紙媒体のデザイン等を手掛けています。
また、今年4月には、美波町をはじめとする徳島県南のお土産や雑貨を中心とした遊べるおみやげハウス「日和佐日和」を新たにオープンいたしました。今回の就業体験では、「日和佐日和」にて、美波町を訪れた際に購入したくなるようなオリジナル商品の開発に挑戦していただきました。

まずはじめに、お土産開発に関する説明を受けました。日本各地の有名なお土産を例に取りながら、ネーミングのコツや特産品との組み合わせについて学びました。その後、美波町ならではのお土産を作るため、①美波町の名産品や名所と関連付けていること、②自分自身が欲しい、あるいは食べてみたいと思う商品であること、という2つの条件をもとに開発を進めました。

自分たちのアイデアだけでなく、薬王寺や道の駅を訪れているお客様にもご協力いただき、好きなお菓子や旅行先で購入したくなるお土産についてヒアリングを行いました。積極的に声をかけ、計10名の方へのヒアリングを実施しました。その結果、事前に想定していたキーホルダーやTシャツといったアイテムよりも、お菓子やおつまみ、コスメが人気であることが分かり、ニーズ調査の重要性を実感しました。

ヒアリング結果を参考にしながら商品のアイデアをまとめ、最後に発表していただきました。ウミガメの形をしたポテトチップスや、カメファミリーのキーホルダー、薬王寺の瑜祇塔をイメージしたいちご味の焼き菓子など、多彩なアイデアが出されました。今回はアイデア出しまでの業務体験でしたが、終了後には「実際に作ってみたい」という意欲的な感想もいただきました。
来年度以降も、たくさんの子どもたちに参加してもらい、美波町をもっと好きに、そして将来この町で働きたくなるような新しい魅力に触れる機会を創出していきます。