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2025.09.09

令和7年度みなみにぎやかそジョブチャレンジ!「美波町の海藻を復活させよう!」を開催しました

2025年8月6日(水)、一般社団法人藻藍部が小学生を対象とした就業体験講座「みなみにぎやかそジョブチャレンジ!」を実施いたしました。今回は、「美波町の海藻を復活させよう!」と題し、藻場再生と環境学習を主軸とした講座内容となりました。また、乗船して作業を行ったり、ペットボトル容器を利用してスノードームを制作したりと、子供達にも主体的に楽しんでもらうことができました。

【「みなみにぎやかそジョブチャレンジ!」とは】
美波町役場政策推進課が主催している、小中学生を対象とした職業体験イベントです。美波町にサテライトオフィスを構える企業等に協力していただき、地域の子供達に多様な働き方を知ってもらうことや、サテライトオフィス企業の美波町での取り組みを周知することを目的としています。


A.参加者の紹介および業務内容説明
はじめに、藻藍部スタッフ、漁協関係者、サポートで入ってくれた小松島西高等学校の生徒から、参加児童に向けて挨拶がありました。その後、実際に使用する藻場資材を見てもらいながら、資材の中身や投下方法について説明を行いました。


B.藻場資材準備
実際に海へ投下する藻場増殖資材の準備を行いました。資材の中には、しいたけ廃菌床やムラサキウニの殻など、藻場増殖に効果的な廃棄物が入っていることを説明しました。投下した資材が海底から浮いてこないようにするため、重りの石を同梱し、袋の口を紐で縛ることが必要だとお伝えしました。


C.藻場資材海洋投下
実際に乗船して沖合に出てから藻場資材を海へ投下しました。船上は波による揺れもありましたが、藻藍部スタッフと協力しながら、児童たち自身で重い資材を持ち上げ、海洋へ投下することができました。美波町の海は透明度が高く、エリアによっては海底へ沈んだ資材を目視で確認することができました。


D.環境問題および藻場再生事業説明
美波町の海で起こっている「磯焼け」などの環境問題およびその問題解決のための手段として藻場再生事業を行っている旨を説明しました。また、サポートで入ってくれていた小松島西高等学校の生徒からも、マイクロプラスチックの増加など海洋汚染への問題提議が行われました。

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