11月4日（土）美波町にサテライトオフィスを構える、三井共同建設コンサルタント株式会社（以下、三井共同建設コンサルタント）が町内の小学生を対象に、にぎやかそジョブチャレンジ！（就労体験）を実施しました。

会場の様子

三井共同建設コンサルタントは2023年6月に美波町のサテライトオフィスに認定され、磯焼けしている藻場の再生を目的として、海藻を食べる食害魚や未利用魚を積極的に活用した地場産品の開発等に取り組んでいます。そして、地元水産関係者やサテライトオフィス企業と共に”一般社団法人藻藍部”を設立して、磯根資源・人材・環境価値・文化を育む体制を構築し、美波町および県南水産業の活性化と海洋生態系の保全を目指して、プロジェクトを推進しています。

今回のにぎやかそジョブチャレンジ！で、子どもたちは藻藻場再生事業として、藻の肥料を海に投下する仕事に挑戦しました。地元の漁師さんから海の中でどんな問題が起こっているかを学び、肥料づくりから体験し、自分たちで準備した肥料を船から海へ投下しました。作業中も、日和佐町漁協の組合長から「先進的な取り組みなので、これが成功したら、君たちが全国のみんなに伝えてあげてね」と激励の言葉を貰い、子どもたちは、大役に緊張しながらも、一生懸命取り組んでくれました。

肥料づくりのレクチャーを受けている子どもたち

参加した子どもの一人は、「いろんなことを体験できた。今日学んだことを友だちや家族に話したい」と感想を話してくれました。

肥料投下の様子

今後の2回のプログラムも、たくさんの子どもたちに参加してもらい、地元美波町をもっと好きになるような新しい魅力に触れる機会を創出していきます。

藻藍部
https://moaibu-assoc.com/

三井共同建設コンサルタント株式会社　HP
https://www.mccnet.co.jp/